ネイティブが使う「I'm about to」の意味と返し方|省略発音とリスニングのコツ

①この記事でわかること:「I'm about to」の正しい意味と日常での返答例
②この言葉を使うシチュエーション:友人や同僚との会話で「今まさに〜するところ」と伝えるとき
③読了時間の目安:約10分
- 「I'm about to」を聞き取れても意味が分からない瞬間
- 私の経験談:ネイティブの友人に言われて困惑
- 「I'm about to」の基本的な意味
- 「I was about to」で過去の直前を表す
- 会話スピードと省略発音に注意
- 「I'm about to」にどう返す?自然な返答パターン
- 私の経験談:タイミングを逃した会話
- ネイティブが「I'm about to」を使うシチュエーション
- 聞き取りにくい理由と対策
- 私の経験談:ちょっとしたユーモアに使える場面
- 「I'm about to」を自分で使えるようになる練習法
- 聞き取れなかったときの切り抜け方
- 私の経験談:聞き返したら会話が広がった
- 外国人との会話時に対処できる行動・方法
- まとめ
- 記事を読んだ方へ
- 関連記事(シリーズ化のおすすめ)
2025年8月28日公開
「I'm about to」を聞き取れても意味が分からない瞬間
英語学習者が戸惑いやすいのが、聞き取れたのに「どういう意味?」となる表現です。特にアメリカの日常会話では、教科書に出てこない便利フレーズが頻繁に飛び交います。
その代表例が “I'm about to”。直訳では「〜について」っぽく聞こえますが、実際は「今まさに〜するところ」という意味になります。
私の経験談:ネイティブの友人に言われて困惑
留学していた頃、友人が急にこう言いました。
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正式:I'm about to go to the store.(アイム アバウト トゥ ゴウ トゥ ザ ストア)
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実際:I'm aboutta go to the store.(アマバラ ゴウラ ストア)
最初は「え? About to? 何それ?」と頭が真っ白に。意味も返事もわからず、とりあえず「イエーイ」と答えてしまいました。
後で調べて「今から店に行くとこだよ」と知り、あのとき「OK, want me to come with you?」とか自然に返せば良かったんだと気づきました。
この体験から、意味がわからないと返答の幅もなくなるということを痛感しました。
「I'm about to」の基本的な意味
「I'm about to」は直訳するとピンときませんが、ネイティブは「これからすぐ〜する」というニュアンスで使います。
つまり「予定」よりももっと直前、「今やろうとしている」という感覚に近いです。
例えば次のように使います。
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I'm about to have lunch.(ランチ食べるとこだよ)
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I'm about to go to bed.(今まさに寝るところだよ)
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I'm about to leave.(もう出発するところだよ)
ここでポイントは、実際の発音が「アマバラ」や「アマバウラ」のように崩れること。聞き取れても意味が分からなければ会話が続かないので、「I'm about to=今まさに〜するところ」とセットで覚えてしまうのがベストです。
「I was about to」で過去の直前を表す
さらに便利なのが、過去形にした「I was about to」。
これは「〜しようとしていたところだった」という意味になります。
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I was about to say that.(ちょうどそれを言おうとしてたよ)
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I was about to call you.(ちょうど電話しようと思ってたところだった)
ニュアンスとしては「偶然同じことを考えていた」「少しのタイミングで行動が重なりそうだった」などを表現できる便利な言い方です。
✨ 「I'm about to」は“未来の直前”、 「I was about to」は“過去の直前”を示す表現です。
会話スピードと省略発音に注意
ネイティブが話すと「I'm about to」はしばしば「アマバウラ」「アマバラ」といった音になります。これは about to → 'bouta / 'boutta と省略されるため。
つまり、耳で聞いたときに「アバウト トゥ」と教科書どおりに想像しないことが重要です。
会話ではむしろ崩れた発音のほうが圧倒的に多いため、リスニング力を高めたいなら音の崩れを先に知識として持っておくのが近道です。
「I'm about to」にどう返す?自然な返答パターン
意味を理解できても、実際にどう返せばいいか悩むのが英会話の難しいところです。特に「I'm about to」は「今から行くよ」「これから始めるよ」といった直前の行動を伝えているため、返答もそれに合わせる必要があります。
代表的な返し方をいくつか整理してみましょう。
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興味を示す返答
例:Oh really? What are you getting?(へえ、何を買うの?) -
手伝いや同行を申し出る返答
例:Do you want me to come with you?(一緒に行こうか?) -
応援・見送りの返答
例:Alright, have fun.(オッケー、楽しんでね)
つまり、「I'm about to」は単なる情報伝達なので、こちらは共感・質問・サポートのどれかを選んで返すのが自然です。
私の経験談:タイミングを逃した会話
ある日、ルームメイトが声をかけてきました。
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正式:I'm about to do the laundry.(アイム アバウト トゥ ドゥ ザ ロンドゥリー)
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実際:I'm boutta do the laundry.(アマバラ ドゥダ ロンドゥリ)
そのときの私はまた「え?」と戸惑い、返事をためらってしまいました。本当は「Oh, can you throw my stuff in too?(ついでに私のも入れてくれる?)」と頼める絶好のチャンスだったのに、タイミングを逃してしまったんです。
この体験で学んだのは、意味を理解できると会話が一気に広がるということ。相手が「今からする」と言っているのだから、自分が関われるチャンスがあれば自然にお願いもできるし、逆に軽く見送る一言でもいいのです。
ネイティブが「I'm about to」を使うシチュエーション
実際にネイティブがこのフレーズを使うのはどんな場面か、よくあるケースを整理してみましょう。
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出かける直前
例:I'm about to leave for work.(仕事に行くところだよ) -
食事や行動の直前
例:I'm about to grab dinner.(夕飯食べるとこ) -
勉強や作業を始める直前
例:I'm about to start my homework.(宿題を始めるところ) -
電話やメールをしようとする直前
例:I'm about to call my mom.(母に電話するとこ)
つまり「行動の入り口」にいるときに頻繁に使われるわけです。「これから何をするか」を手短に伝える便利フレーズなので、日常会話では非常に多用されます。
聞き取りにくい理由と対策
なぜ「I'm about to」が聞き取りにくいかを改めて整理すると、2つの理由があります。
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音の連結や省略が強い
- about to → 'bouta(バウラ/バラ)に変化
- toの「トゥ」が曖昧母音になり消えかける -
会話スピードが速い
- ゆっくり言うと聞こえるが、日常では一瞬で流れる
したがって、リスニング対策としては「書き言葉」ではなく「音の崩れ」で覚えるのが効果的です。
実際に次のように聞き分けられると安心です。
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正式:I'm about to leave.(アイム アバウト トゥ リーヴ)
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実際:I'm boutta leave.(アマバラ リーヴ)
ここでの学びは、「意味」と「音」を同時にインプットすることが会話力アップにつながるということです。
私の経験談:ちょっとしたユーモアに使える場面
さらに「I'm about to」は真面目な状況だけでなく、ちょっとユーモラスに使われることもあります。
ある日、クラスメイトが退屈そうにしていて、急にこう言いました。
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正式:I'm about to fall asleep in this class.(アイム アバウト トゥ フォール アスリープ イン ディス クラス)
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実際:I'm boutta fall sleep in this class.(アマバラ フォルスリープ インディス クラス)
これを聞いた瞬間、周りが笑い出しました。「今まさに寝落ちしそう」というニュアンスが面白く、場が和んだのです。
ここで「Same here!(私も!)」と返せば共感のジョークになり、自然に会話に参加できました。
このように、「I'm about to」は真剣な文脈だけでなくユーモアや共感を示すときにも使える柔軟な表現なのです。
「I'm about to」を自分で使えるようになる練習法
ただ聞き取れるだけでは不十分で、自分の口からスッと出せるようになると一気に便利になります。おすすめの練習法を紹介します。
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日常行動を実況する
例:I'm about to brush my teeth.(歯磨きするところ) -
未来の予定を直前の表現に置き換える
例:I'm about to call my friend.(友達に電話するとこ) -
ユーモアとして使ってみる
例:I'm about to die from hunger.(お腹空きすぎて死にそう)
練習のポイントは、「今からやること」を見つけて即座に口に出すこと。
毎日の生活の中に組み込めば、自然にフレーズが体に染みつきます。
聞き取れなかったときの切り抜け方
どんなに準備をしても、ネイティブの早口に混ざった「I'm about to」が一瞬わからないことはあります。そんなときに役立つのが聞き返しフレーズです。
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Sorry, what are you about to do?(ごめん、今何しようとしてるの?)
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Could you say that again?(もう一度言ってくれる?)
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Oh, you’re about to…?(今〜しようとしてるってこと?)
重要なのは、聞き返すことを恥ずかしがらないこと。一度確認すれば「自分も同じように使えるチャンス」がやってきます。
私の経験談:聞き返したら会話が広がった
ある日、同級生がこう言いました。
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正式:I'm about to head out.(アイム アバウト トゥ ヘッド アウト)
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実際:I'm boutta head out.(アマバラ ヘラウ)
最初は聞き取れず「Head out? どこに?」と聞き返しました。すると相手は笑って「Just grabbing some coffee.(コーヒー飲みに行くだけだよ)」と答えてくれました。
その後「Mind if I join?(一緒に行っていい?)」と返せて、そこから雑談が始まりました。
このとき実感したのは、わからなかった瞬間を怖がらずに質問すると会話がむしろ深まるということでした。
外国人との会話時に対処できる行動・方法
ここまでの内容を実生活で活かすために、すぐ実践できる行動を整理します。
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事前に「I'm about to=今まさに〜するところ」と覚えておく
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省略発音(アマバラ/アマバウラ)を耳で慣らしておく
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聞き返すフレーズを用意しておく(What are you about to do? など)
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共感・同行・応援の3パターンで返答を考える
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自分の日常を実況する練習をする(歯磨き、食事、寝る前など)
まとめ
✅ **「I'm about to」は「今まさに〜するところ」**と理解しておく
✅ 省略発音(’bouta)に慣れることでリスニング力が向上する
✅ 返答は「共感・質問・サポート」の3パターンを持つと安心
✅ 「I was about to」で過去の直前も表現できる
✅ 聞き返す勇気を持つと会話が広がるチャンスになる
記事を読んだ方へ
英語の日常会話は、単語の意味よりも**「音の崩れ」と「文脈」で理解する力**が大切です。今回の「I'm about to」はその典型的な例。ぜひ実際の会話で口に出して試してみてください。
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